憲法審査会 高知公聴会 意見陳述書 (H27.6月)

国民を守らない憲法9条の改正を望む
憲法9条は前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我らの安全と生存を保持しようと決意した」と連係して読むと意味が見えます。連合国軍が庇護するから日本は何もするなという文脈の条項です。が、昭和20年当時と現在では状況は様変わりしました。戦後の国際体制は新たなスキームが構築されつつあり、そうした事態に即応した対応策が必要です。理性を持って社会を見れば、侵略しているのは中国であり韓国、ロシアだと分かります。我が国の周りの一体どこに平和を愛する国民がいるでしょうか、憲法9条はフィクションです。こうした認識こそが、私達日本人のこころを歪めるものです。私は、こういう認識を持ち得ません、こういう決意をした積もりはなく、覚えはありません。「決意した」と宣言しますが、憲法に個人として尊重とあるのに押し付けるこの文章、矛盾しています。こうした日本国憲法の持つ虚構性や欺瞞性は我々が拒否すべき国際感覚であり、憲法改正をして正しい国際認識を持つ必要があります。個人間の戦争である苛めの対処を見て下さい、平和を叫ぶ日教組は解決できないではないですか。テロリストに拉致されても救出は9条は個人の生存権を保障できません、空想的平和主義の遺物です。
坂本龍馬は新政府綱領八策に自由民権運動の植木枝盛は東洋大日本国国憲案で、軍隊を提言しています、当時の土佐人の感覚を誇りに思います。独立自尊の精神が見えます。
集団的自衛権容認で戦争に巻き込まれる、憲法を改正すれば戦争になる、憲法9条を守ろう、という意見があります。むしろ反対で、いわば孫氏の兵法の抑止力の向上ともなるものですが、政治の要諦としての軍事知識が欠如し誤解されています。
戦争を決定する権限を有する、ここが大事です、戦争を決定するのは政治であり、政治が決定するシビリアンコントロールです。誰が戦争を欲しているでしょうか。為にする議論です。


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プロフィール

佐竹敏彦(さたけとしひこ)

田舎の宝を取り戻す!

昭和26年7月11日生まれ、上ノ加江小中学校、須崎高等学校、高知大学卒業。高知市役所に35年勤務。

高知市社会福祉協議会の職員としての経験やノウハウを活かし生まれ故郷中土佐町の発展を目指す。

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