佐竹敏彦短歌作品集

平成29年4月
古ゆ民靖かれと祈り継ぐ大御心の休かれと請う

 

平成29年2月
この頃に言葉違えて去りし子の夢に三つ四つ逢える日やあれ

 

平成28年12月
初めての温もりを知る秋の日の出雲の海に齢経て来ぬ

 

平成28年10月
この思いあの日に運べ二人して水に戯れ溶け入りし日の


平成28年8月
三年の産土を食む身にいまだ知らぬと応う悲しくもあり


平成28年6月
飛騨の地の想い出の乗るさるぼぼの人のこころの今にあれかし

 

平成28年4月
浮かんでは浮かんでは来る身罷りぬ叔父の姿はやさしきにあり

 

平成28年2月
愛瀰詩住む国に求めて立つ朝の共に育める時蘇える

 

平成27年12月
この日来る水の印しのその下に温もり求む人遠き今

 

平成27年10月
思いなく友を弔う日に君に遭いて高鳴る戸惑いの中

 

平成27年8月
齢超え帰りて家の裏山の草刈る度に父母の声する

 

平成27年6月
二歳を命の限り民草に夢を求めて生きてあらしも

 

平成27年4月
この人と思えるほどの営みを日々送りゆく今は幻

 

平成27年2月
七年の時の向こうの君の身の温もり今にこの手に伝う

 

平成26年12月
昇る陽を両手に拡げ今日の日のいのちの齣に幸あれと乞う

 

平成26年10月
君が代の御霊を祀る大宮の奉仕の杜に八咫烏舞う

 

平成26年8月
ふるさとに命を捧ぐ兵のこころを祀る靖国に立つ

 

平成26年6月
紅葉舞う色とりどりの山々の古里いずこ今蒼きのみ


平成26年4月
夢なれば身近に交うときもあれ二つに別つ傷いまだ病む

 

平成26年2月
賑わいは幼き頃の思い出となりてたたずむまちは淋しき


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プロフィール

佐竹敏彦(さたけとしひこ)

田舎の宝を取り戻す!

昭和26年7月11日生まれ、上ノ加江小中学校、須崎高等学校、高知大学卒業。高知市役所に35年勤務。

高知市社会福祉協議会の職員としての経験やノウハウを活かし生まれ故郷中土佐町の発展を目指す。

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事務所

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