平成27年8月17日 臨時議会 (H27.8月)

給食センター補正予算賛成意見
賛成の立場ですが、指摘し賛成とさせていただきます。
今回の補正予算について、国立競技場と同様のものではないかというふうに思ったところです。3億円が4億5千円に増額、一体何を見積もっていたのかと。
で、今回の補正予算提出に当たっての問題となるのは、プロポーザル方式を採用して業者選定をした際に、当初予算額を、類似施設を参考に面積当たりの平均値で金額を算定し、それをそのまま、仕様書に提示し契約業者の説明した事にあります。
仕様書に基づき設計を行った際に、厚生労働省の給食衛生基準に適合していく上での施設整備費や新たに整備すべき箇所の増加等で設計金額が当初の見積もり額より増加した事、東日本大震災の復興工事や東京オリンピックの建設工事で建設資材や労務単価が高騰した事で当初予算3億円から1億5千万円増加したものでありますが、当初予算の説明に際し、概算予算である旨の説明をしておくか、実施設計作成後に予算額を計上するかの方法を取っておけば、こうした齟齬は免れたものであり、管理運営上の瑕疵として今後留意するよう厳しく指摘しておきます。
また、委託業者についても、当初3億円の予定金額を説明していたにも関わらず、設計段階で見積額高騰の旨、発注業者と協議する等の必要な措置を講じなかった事は、善良な管理者の注意義務に抵触する行為で甚だ遺憾な事だと指摘をさせていただきます。中土佐町の一般会計予算からして補正額は決して少額ではありません。右から左へはいはいと簡単に応じれる金額ではありません。もっと、早く発注主に報告協議すべきでありました。
いじれにしろ予算執行上の管理不十分のそしりは免れるものでなく、教育長には、今後の管理運営を徹底していくよう警告し賛成意見とさせていただきます。

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プロフィール

佐竹敏彦(さたけとしひこ)

田舎の宝を取り戻す!

昭和26年7月11日生まれ、上ノ加江小中学校、須崎高等学校、高知大学卒業。高知市役所に35年勤務。

高知市社会福祉協議会の職員としての経験やノウハウを活かし生まれ故郷中土佐町の発展を目指す。

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