●令和2年5月臨時議会補正予算賛成討論

補正予算案で、町独自の休業要請協力金の予算計上は大変喜ばしい事であります。
ウイルス感染は、いまだ終息の気配は見せず、一体いつまで自粛が続くのか、皆一律に不安感を持ちながら生活を送っている現状です。
400名を超す命を落とされた方々を含め、ウイルスの影響は甚大なものがあります。日本経済においても、GDP5.2%マイナスという予測も出ています。30兆円の需要の消滅です。
中土佐町でも、久礼大正町市場やお宮さん通り商店街では、4月8日から自主的に休業をされていますが、売り上げ激減で大変な状況だと推測致します。
そういった状況下での休業協力金給付は効果的だと思うところです。
このウイルス災禍は先が見通せません、その中での休業という、市場経済の停止措置です。事業者にとっては資金繰り等が大変です。
私のところにも、様々な影響による苦境を訴えて来ています、カサブランカという高級ユリの生産者からは相手側の事情で納品が出来なくて困っている、大学関係者からは学生アルバイトが休止で学資が稼げず、生活にも支障し、学費支払いにも困窮しているなどと言った悲惨な声を頂いています。
いつまで続くか不透明な今、事業者としても、手持ち資金が枯渇化し、経営不振になりかねない事態です。
倒産や廃業といった事態になれば、再建は並大抵ではありません。雇用も一気に失われ、法人税等の税収も一気に消滅し、町経済も衰退いたします。
困窮する事業者や学生等に窮状の実態を調査し、補正予算等必要な支援策を、適宜、可及的速やかに臨機応変に講じるよう提起し、賛成意見と致します。

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プロフィール

佐竹敏彦(さたけとしひこ)

田舎の宝を取り戻す!

昭和26年7月11日生まれ、上ノ加江小中学校、須崎高等学校、高知大学卒業。高知市役所に35年勤務。

高知市社会福祉協議会の職員としての経験やノウハウを活かし生まれ故郷中土佐町の発展を目指す。

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